《宮崎県延岡市》「令和7年度延岡市市民向けYouTuber養成講座」を開講しました

株式会社brinityは、宮崎県延岡市の受託事業者として、2025年9月3日(水)に「令和7年度延岡市市民向けYouTuber養成講座」を開講いたしました。

本事業は、市民の皆様にYouTubeに関する基礎知識や技術を学んでいただく機会を提供し、「市民YouTuber」として相応しい人材を育成することを目的としています。市民が自らの関心や日常生活、延岡での暮らしを題材とした動画を制作・発信することで、ふるさと延岡の新たな魅力の発見や市政参加の促進につながることが期待されます。さらに、こうした活動を通じて、延岡市のプロモーションや観光誘客の推進にも寄与することを目指しています。

充実した12回のカリキュラム構成

1.基礎知識の習得

情報リテラシーやコンプライアンス、著作権・肖像権など、YouTuber活動に不可欠な法的知識を学びます。

2.撮影技術の向上

スマートフォンを使った効果的な撮影方法や、魅力的な映像作りのテクニックを実習を通じて身につけます。

3.編集スキルの習得

動画編集ソフト「CapCut」を活用した編集技法を学び、プロ品質の動画制作を目指します。

4.チャンネル運営実践

YouTubeチャンネルの管理運営から効果的なサムネイル制作まで、実践的な運営スキルを習得します。

 

初回講義の様子

初回講義では「情報リテラシー基礎・コンプライアンス」をテーマとして開催されました。参加者の皆様は、YouTuber活動を行う上で必要不可欠な著作権や肖像権の基礎知識、さらにはSNS発信に伴うリスク管理について、真剣に学習されました。

講義の内容は実践的で分かりやすく、複雑な法的概念も具体例を交えて説明されたため、受講生の皆様からは「理解しやすかった」「実際の活動に活かせそう」といった前向きな感想が多数寄せられました。

初回講義では、受講生同士が積極的に意見を交換するグループワークの時間も設けられました。異なる年齢層や職業背景を持つ参加者が一堂に会し、それぞれの視点から延岡の魅力について語り合う姿が印象的でした。

 

「これまで気づかなかった延岡の良さを他の参加者から教えてもらえた」「自分とは違う角度からの発想に刺激を受けた」など、相互学習による相乗効果が早くも現れています。このような交流が、今後の動画制作においても豊かなアイデアの源が期待されます。

 

受講生の声(アンケートより)

・「著作権や肖像権の基礎を理解でき、動画制作の際には必ず配慮すべきだと実感しました。」

・「具体例を用いたグループワークが特に分かりやすく、著作権侵害を避けるための工夫を学べました。」

・「配信する側の責任や、情報を正しく発信するための心構えが大切だと改めて感じました。」

・「街頭インタビューや報道映像など、状況によって肖像権の扱いが異なることを学び、とても勉強になりました。」

・「演習で意見を出し合う中で、自分では気づけなかった視点を得ることができました。」

・「YouTubeには音楽の無断使用を検出するシステムがあると知り、コンテンツ制作におけるリスクを理解できました。」

・「肖像権はグレーな部分も多く、今後も注意深く対応する必要があると感じました。」

 

最終発表会への期待
今後、12月の最終発表会に向けて、徐々にYouTubeの専門技術を学んでいきます。

 

1.企画・構成
受講生各自が延岡の魅力を伝えるテーマを選定し、動画の企画を練り上げます。

2.撮影・編集
学んだ技術を活用して、実際にショート動画を制作します。

3.発表会
最終回では、受講生による作品発表会を開催し、成果を披露します。 

講座の集大成として、最終回には受講生の皆様によるショート動画の発表会を予定しています。市民の皆様それぞれの視点から捉えた延岡の魅力を表現した、多彩で個性豊かな作品群が披露される見込みです。

 

地域振興への貢献
本講座を通じて、延岡市民が主体となって地域の魅力を効果的に発信する人材を育成し、市のプロモーションや観光誘客の促進を図ります。 

なお、株式会社brinity 地域DX推進部 人材教育部門では、今後も地域社会に貢献する人材育成に力を注ぎ、多様な教育プログラムの企画・運営を進めてまいります。

講座に関するご質問をお待ちしています

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